生後5カ月を過ぎると離乳食に取りかかるご家庭も多いことかと思います。
一般的な離乳食のイメージは保護者が子どもに「食べさせる」イメージですが、離乳食の進め方として「BLW」と呼ばれている手法があるのはご存じでしょうか?
BLWとは、簡単にお伝えすると近年話題の「赤ちゃんが主体となって行う」離乳食の手法です。
この記事では、BLWの特徴や取り入れるメリット、注意点をはじめ、BLWで活躍するおすすめお食事エプロンをご紹介します。
赤ちゃんの発達にも役立つBLW!上手に取り入れて楽しい食事タイムをすごしましょう♪
目次
BLWの特徴
BLWとは、Baby-Led Weaning(ベイビー レッド ウィーニング)の略称です。
イギリスの保健師Gill Rapley氏により提唱されました。
現在では多くの国でも取り入れられている離乳食の進め方です。
特徴としては、保護者がスプーンを口に運んで食べさせる一般的な離乳食の方法とは異なり、赤ちゃんの自主性を育てるため、基本的に保護者が食事の補助をしません。
自分の手で赤ちゃんが好きなものを選び、口へと運びます。
また、通常の離乳食と大きく異なる点は、最初から固形物を与えることです。
メニューとしては、野菜や果物、ごはんやパンをはじめ、肉や魚も取り入れてOKとされています。
もちろん噛む力、飲み込む力は発達していないため、歯茎で噛みつぶせるよう基本的にやわらかくしたものを与えましょう。
開始時期は目安として、以下のように推奨されています。
- 生後6カ月以降
- お座りをマスターしている
- 赤ちゃん自身が食べ物に興味を示している
個人差はあるので、様子を見ながら開始してくださいね。
BLWを取り入れることのメリット
赤ちゃんの自主性を育てるBLWがもたらすメリットは以下の通りです。
- 食べ物(食事)に興味をもってくれる
- 五感や脳の発達を促す
- 離乳食をつくる負担が減る
食べ物(食事)に興味をもってくれる
自分の手を使って自由に選べるので、食べ物に興味を持ちやすいです。
新しい発見にわくわくしてくれるでしょう。
また、BLWでは食事中のサポートを休めるため家族みんなで一緒に食卓を囲めます。
にこにこ食事をすることで、食事=楽しい時間だと認識してもらえます。
五感や脳の発達を促す
BLWは、赤ちゃんのさまざまな発達を促すメリットもあります。
実際に触れることで食べ物の色、質感がわかります。
口に入れてみると食感やにおい、味などよい刺激を受けられますよ。
また、どこを持ったら食べやすいか、どこから食べるか、どうやって食べ物を口に運ぶかなど様々なことを考えながら食事を進めることで、手先をうまく使うことやあごを使う動作を身につけることができます。
離乳食をつくる負担が減る
心を込めて作った離乳食を思うように食べてくれなくて、悲しい思いをしたママやパパもいますよね。
離乳食作りは裏ごしなど、何かと手間もかかります。
しかし、BLWでは、基本的に素材を茹でるだけなど準備はシンプルです。
作る負担も軽減できますし、調理が簡単な分食べてくれなくても以前のように悲しいと感じなくなったママやパパも多いようです。
BLWを取り入れるうえでの注意点
- 食事中は必ずお子さまから目を離さない
- アレルギーが出やすい食べ物は避ける
- ナッツ類、ミニトマトなど窒息しやすいものは、十分に食べられることを確認してから与える
- できるだけ無添加の食べ物が好ましい
- 栄養バランスを考える
BLWを取り入れる際は上記のことに注意をしましょう。
一見メリットの多いBLWですが、正しい知識を得たうえで行わなければリスクもあります。 実践する前には必ず注意点をはじめ、方法について調べたうえで行ってくださいね。
目を離さないように見守りながら取り組みましょう
BLWで用意すべき基本のアイテム3つ
BLWを行う際にあると便利なアイテムは以下のものです。
- ベビーチェア
- フロアマット
- お食事エプロン
ベビーチェアは、安定して座れるしっかりしたものを選びましょう。
フロアマットは床に散らばる食べこぼしをカバーします。
専用のマットを用意してもいいですし、レジャーシートでも代用可能です。
お食事エプロンは、衣服が汚れるのを防ぐ役割があります。
自分で食事をするため、BLWでは手や腕、身体に食べものが飛び散ることも。
よって、適したお食事エプロンがあると保護者にとっても助かりますよ。
お手入れしやすく、広範囲をカバーできるエプロンを選びましょう。
もちろんお食事エプロンには着心地も重要です。
子どものためにも身動きがとりやすく、安心できる素材のものが好ましいです。
快適にBLWに取り組める環境を整えて開始しましょう♪
BLWにおすすめしたい!お食事エプロン2つ
お食事エプロンにはさまざまなものがありますが、今回はBLWで大活躍!おすすめのお食事エプロンを2つご紹介します。
- Bibetta(ビベッタ) ワイプイージー カバーオール 長袖ビブ
- Bibado(ビバドゥ) カバーオール
Bibetta(ビベッタ) ワイプイージー カバーオール 長袖ビブ
ビベッタ ワイプイージー カバーオール 長袖ビブは、横幅64cmと幅広なので、ベビーチェアのテーブルごとしっかりとカバーしてくれるのが特徴のお食事エプロンです。
ストラップのつくマジックテープ部分が全部で6箇所あるため、ハイチェアでもローチェアでも使用可能!
その他にも半分だけテーブルにかけて使ったり、テーブルにかけずに下に垂らして使ったり、シチュエーションにあわせて使える便利アイテムです。
ポリウレタンコーティング仕上げで防水加工されており、表面がつるっとなめらかなので、汚れてもサッと拭き取れます。
洗濯機で洗って清潔に繰り返し使えるのも嬉しいポイントです。
食事の時間も楽しめて、効率よくお子さんとの時間をすごせますよ。
フタル酸エステル類及びPVCフリー、アゾ染料不使用、玩具や子供製品の有害物質含有量に関して厳しい基準を設けた安心安全の素材でできているBibetta(ビベッタ)のお食事エプロンは、大切なお子さんにも安心してご使用いただけます。
Bibado(ビバドゥ) カバーオール
ビバドゥ カバーオールは、赤ちゃんとテーブルの間の隙間をカバーするため、食べ物が下に落ちない作りになっているお食事エプロンです。
テーブルを全て覆わないため、空いたスペースに食器を置きやすいです。
撥水加工が施されているので、水洗いも安心!
さっと拭くだけで汚れがとれるので、都合に合わせてお手入れできます。
また、無段階の調整が可能なので、お子さんの体格を気にすることなく長く使えるアイテムです。
まとめ
BLWは、赤ちゃんの主体性を育てる離乳食の手法です。
取り入れることで、赤ちゃんにとってもママやパパにとっても嬉しいメリットが多数あります。
しかし、通常の離乳食とは異なったリスクもあるため、万全の準備をして行いましょう。
今回紹介したお食事エプロンもぜひ参考にしてくださいね。